半信半疑で読む 子育てアドバイス <第三回 提案編>
2019/08/13
ほめることについて<後編>につづく
*褒め方についての
ワンポイントアドバイス*
年齢はあくまでも目安です
☆0歳~2歳
・スキンシップを取りながら、一日最低3回は褒めましょう
・褒めることが見つからない場合は、「○○ちゃん大好き」でハグしましょう。
☆3歳以上
・結果を褒めるだけではなく、過程・考え方・意欲を褒めましょう。
例)ブロッコリー苦手なのに、よく頑張っているね!
なるほど、そんな風に考えたのか・・・いい考えだね、思いつかなかった。
☆小学生以上
・うまくいかなかった時にこそ、褒めるところを探しましょう。
例)試合負けちゃったけど、最後までよく走っていた。ちゃんと見ていたよ。
☆全年齢
・お父さん お母さんが言う「ありがとう」「うれしかった」はオールマイティの褒め言葉です。
~注意~
①褒めるという事は、そのことによって大人の都合の良い状態に、子どもたちを誘導する事ではありません。それはおだてるということであって、勘の鋭い子は、大人が考えているより早く見抜きます。おだてることは、自尊感情・自己肯定感を育む点ではマイナスです。褒めるべきことがあるから褒めるのであって、下心のあるような褒め方はやめましょう。
②子どもに褒めるべきことがある場合、ご褒美という事が頭に浮かびます。ただ、あくまで私の考えにすぎませんが、褒めることを玩具などにすり替えることは、とても残念な気がします。お父さんとお母さんの褒め言葉に勝るご褒美はないと思うからです。何かあるごとに玩具にかえてしまうのは、玩具を得るために頑張るという様な誤った意欲を子どもに与えてしまう可能性もあります。お父さんお母さんの褒め言葉は、何物にも勝るご褒美です。生きる力・活力・意欲を育む栄養源です。この栄養源を玩具という水で薄めるのは、もったいないことです。どうしてもご褒美として玩具などを与えたい場合は、しばらく時間をおいて、「この前、○○ちゃんが頑張ったから、はい・・・プレゼント」が良いと思います。
次回 平凡でも幸せな一日一日の積み重ね につづきます
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明るく・仲良く・元気な子ども!
認定こども園
ひかりと風とサクランボ🍒
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